2007年02月08日
姫路の太陽公園
日生の帰り、以前テレビで紹介されていた姫路の太陽公園に寄りました。
以前テレビで紹介された1000体の素焼きの兵馬俑が印象的で、
近くに行ったら寄ろうかな、と思ってました。
他に万里の長城や凱旋門、イースター島モアイ像など
世界の建造物を再現してある、という施設です。
しかも個人が建てているというのも興味がありました。
実際に見た印象は、他の多くのwebで紹介されている様に、
すごい石像やなぁ~、凄い規模やなぁ~というものでしたが、
もうひとつ感銘を受けたのが、
この施設は心身障害者職業補導施設として、
障害者自ら運営して行こうというねらいで作られているということ。
パンフレットにもありましたが、公園内にはたくさんの石像ばかりでなく、
身体障害者授産施設 愛光園 知的障害者授産施設 三光園
知的障害者更生施設 三恵園 知的障害者更生施設 陽光園
身体障害者療護施設 三愛園 身体障害者デイサービス 三 愛
という福祉施設が点在していました。
設立者の社会福祉法人 愛光社会福祉事業協会理事長 門口堅蔵氏によると、
「障害者が人間性豊かに暮らせる街づくり」を羅針盤として位置づけ、
自立と共生、安全と安心の基本理念のもと参画と協働を基本姿勢として
「施設」から「地域で生きる施設」づくりを目指して運営されているそうです。
(webより抜粋)
受付やその他の仕事も、おそらく施設内の入所者が当たっておられます。
この施設を作られた門口氏の発想は人間愛にあふれているな、と思います。
障害者の方に対して単に援助するばかりでなく、
いっしょに活動・運営していこうと意図した施設であることがすばらしいと思います。
他のwebでは「めずらしい」という雰囲気のレポートが多かったのですが、
あえて違う視点から紹介しました。
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