2008年09月07日
丸写しはイカンゼよ
担当している中等教科教育地理歴史科・レポート試験の顛末
学習指導案をちゃんと書けたなら、よりしっかりとした授業が実施できる。
という考えから、学生達には指導案の書き方について講義しています。
もちろん単に書き方を説明するだけではなく、
僕が実際に自分の指導案を渡して授業を実施してみせるなど、説明だけには終わらないようにしています。
また、1コマの講義の中で、学生達には演習の時間を確保して、
その積み重ねが指導案の完成となるようにしているのです。
それなのに、先日提出してもらった学習指導案の中に、
僕が講義の中で配布した「学習指導案の例」を丸写しして提出されているのを発見。
139名の提出があったのですが、採点しかけて5人目ぐらいで不正を発見したものだから、
あとのレポートについては「疑いの目」を光らせて、逐一疑心暗鬼に点検する羽目になってしまいました。
そしたら残念なことにネット上の記載をそのままコピーして「教材観」として提出している学生も何人か居ました。
厳しいようですが、それらの学生のレポートはすべて不可。
いや、厳しいくも何でもないですね、あたりまえの評価か、と。
せめて引用先などを明示して記述してくれたなら良かったものの、
安易な行為に及んだらしっぺ返しは有る、ってことを知って欲しいです。
まあとにかく、そんなことを簡単にする学生には、教師にはなってもらいたくないです。
教えられる子らがかわいそうやん。
教師としての資質が欠如している、と言われても仕方ないですよね。
Trackback on "丸写しはイカンゼよ"
このエントリーのトラックバックURL:
"丸写しはイカンゼよ"へのトラックバックはまだありません。
"丸写しはイカンゼよ"へのコメントはまだありません。