2009年06月21日
恩師の訃報
なんか今年は「死」が自分周辺にまとわりついているような感有り･･･。
皆さんにも、仕事を続けているにあたって、褒めてもらいたいというか、その方に良い仕事の報告をしたいという様な方がいるでしょう。
僕にも何人か「僕を叱ってくれる」というか「叱咤激励」して戴ける方がいます。
そのひとりであるＳ先生がお亡くなりになりました。
まだ７０歳前のハズ・・・。
田舎の学校に居た僕を、当時はまだ黎明期だったcompが使える環境のあるところに導いてもらいました。
若いときは毎週というか毎晩ほど、一緒に飲み屋さん連れて行ってもらってました。
飲み代はいっさい払ったこと無いです、それがＳ先生のスタンス。
「またあんたが誰かに飲ませたったら良いやん」というのがその時の指示事項。
先生は高校の恩師でもあったけど、実は高校の時には授業も受けたことが無く、話もしたことがなかった。怖ぁ～い顔して近寄りがたい雰囲気もあったのです。それが、この仕事をして、とある学校で再会しました。
飲むのが好きな先生は、僕の飲み助としての才能(笑)を認めてくださったのか、とにかく良く二人で飲みに行かせてもらいました。仕事の面では、しゃかりきになってイライラしながら仕事をしている僕に、「なんでも程々にしいゃ」と余裕のニヤケ顔でたばこを燻らせてましたっけ。そう言う先生はとにかく頭の回転が速く仕事を片づけるのも早い、物事の分析・洞察力が凄くて･･･、いつも話を伺いながら頷いてばかりでした。
そんな僕を他の方に紹介するときは「ワシの教え子ですねん、よろし頼みますわぁ～」と必ず言って戴きました、うれしかったです。
ご冥福をお祈りします。
この後、告別式に参列させて戴きます。
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