2006年06月23日
前期中間考査
早いもので、もう中間テストがやってきました。
教育実習生の授業も範囲に入るので、
少しは「補足」もしたりしてテストに突入です。
テスト作成にはどれくらいの時間がかかると思いますか。
と言っても、
このブログにきてもらっている方は教師が多いでしょうから
予想もつくでしょうか・・・。
僕の場合、100点分作るのに最低6時間はかかっています。
とりあえず範囲から問題を作る、というのはシロウト・・
と、えらそうに言いますが、
一応 テスト範囲の中で、
どの領域をどのくらいのウエイトで出題かを最初に練って、
その後問題を作成していきます。
思いつきで問題を作成していくと、
結局のところ範囲の中で取り上げられなかった内容があったりして、
あまり良い事が無いと思います。
ということで、テスト作成もなかなか時間がかかるものなんですよね~。
ついでに言うと、採点は3クラスしかないけど毎回8時間ぐらいはかかりますね。
単純な問題ではなく、論述で答えるものもあって、毎回採点には苦労します。
「単純な問題にすればよい」という声も聞かれそうですが、
そのような簡単単純な問題では、
今どこの学校でも実施している生徒への観点別評価は できっこありませんよ。
話を戻しますが、だからというか、
こんなふうに教師の仕事は授業以外にも何かとたくさんあるし、
当然授業の時間中にはできない仕事が多いわけで、
結局教師は生徒が帰ったあとの放課後や夜に残務をこなすのです。
教師には時間外の手当 (残業手当) は出ずに、
調整手当てという他の公務員にはない手当があります。
これは教師の仕事の特殊性に当てられた報酬だと胸張って言えますよ。
教育を分かっていない人々に、どんどん給与が削られていく感じです。
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