2008年11月18日

アントレプレナー教育とは

ひと言で言えば「自己発見プログラム」でしょうか


 現在生徒が置かれている実態を考えてみると、
生徒たちは、目先の教科学習に重きを置き、
教えられること、
つまり外部からの刺激で知識・情報を得ることが多のではないでしょうか。

 アントレプレナー教育は、その最終的な目的のひとつを
「自己発見」「自己開発」に置いており、
生徒達はアントレプレナー教育の授業で自己認識の機会を持ちます。

授業を通し自己に自信を持つことで、創造力、イニシアティブ、チャレンジ精神、
コミュニケーション力、決断力、判断力、問題解決能力、チームワーク力
といった技能を
「授業で使いながら」培っていく
ことになります。

 気づいたり身につけた「力」を更に今後磨くことで、
キャリア(人の生きる場面)に於ける適切な場面でそれを発揮して、
将来社会を担って欲しい、という指導の目的になるのです。

また、社会は「個」ではなく「集団」の中で成立するという考えから、
小集団(グループ・班)の活動を大切にし、その中で個々の内面的な力に気づかせ、
それを磨く活動をうながし、授業を進めて行きます。
「社会」を意識させる機会は、従来の授業ではあまり無かったと思います。

アントレプレナーの授業の中で小集団の「社会」を体験し、
その体験を積み重ねることで、
社会での自分のあり方についても発展的に考える様になって欲しいと期待しています。

   (『キャリア教育を支えるアントレプレナー教育』より引用  日本標準 )


と言うようなことを、今日の夕方、尋ねてきてくれた教え子に話しました。

 彼は家の事情で早くから自分の進むべき道は考えていた生徒なので、
アントレの授業を受けなくても今の学部に進んでいると思います。

それにしても愉快な時間となりました、うれしかったです。


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