2008年12月25日

学力推進の取り組み-その2

自主学習の進め方
1,毎日、1ペ-ジずつ自分で内容を考えて家で勉強してください。
2,内容は、はじめに先生が例を示します。
3,はじめはその日の授業の内容を見てもう一度自分なりにまとめると良いでしょう
4 ,先生が連絡した「提出日」に提出してください。(先生が確認し枚数を数えます)
5,1ペ-ジやるのに20分位かけてください。
6,毎日、毎日の家庭での学習習慣をつける目的でがんばりましょう。

しかし、この取り組みが本当に成功であったか?
という点は、シビアに考察しなければいけないと考えます。

逆に言えば、『これを取り組めば この様な成果があるのだ』
という確信があれば、苦しい取り組みでもはずみがついてやりきれるというものです。
という事で、昨年度の自主学習の取り組みを、具体的なデータをあげながら
考察を始めたいと思います。


Ⅰ、昨年度の取り組みにおける 生徒の五教科成績の変化について
一学期の成績と三学期の成績に着目して、その変化を
(三学期の成績)-(一学期の成績)
という式で 数値に表しました。

成績については、……省略……
これが別紙プリント中の『五教科推移』であり確認の意味で
式をもう一度書きますと
(三学期の成績)-(一学期の成績)=(五教科推移)となっています。

次に 自主学習からのデーターですが、これも検討の上
『一学期の後どれくらいがんばったか』という点を重視して
(年間合計ページ)-(一学期の達成ページ)
の式で出た数値を『自主学習推移』という項目で
別紙プリントに表しました。・・・省略・・・・

この様にして出たデータの扱いは、次の様です。

①まず 一学期の五教科成績平均に着目し、成績によりグループ分けする。
②それぞれのグループを、3学期に成績がUPした生徒と成績がダウンした生徒に分ける。
③最後に3学期に成績がUPした生徒の『自主学習の推移』の平均と
成績がダウンした生徒の『自主学習の推移』の平均とを比較する。
①②③の処理によって出たデータで、
『自主学習をがんばった生徒の成績の変化』
が明らかになると考えられると同時に
『生徒の成績の変化と自主学習との関係』
が明らかになるはずです。

要するに
『自主学習をがんばった生徒の成績の変化は上がったのか、下がったのか』
という事実によって、この自主学習の取り組みの『効果』が明らかになると言えるでしょう。

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