2008年12月21日

学力推進に向けての取り組み

京都府内のk中学校で1992年頃に実施していた取り組みのレポートです。
同じ様な取り組みは広く行われていると思います。

6000字程のレポートなので、内容を削り、4回程に分割して掲載します。

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我々の学年では、生徒の学力の充実の取り組みの一貫として
授業の充実の他、 朝学習・朝学カップ、
そして自主学習の取り組みを行っています。
ここでは全学年が ほぼ同様に取り組んでいる
朝学習の取り組みについての考察は、
一定の共通評価がなされていると思われるのでひかえます。

もうひとつの自主学習の取り組みを、
昨年度の結果を振り返り考察したいと思います。
学力の補償の手立てとしては、先達によって色々な実践が行われ、
今日に至っても 日々 試行錯誤が繰り返されている現状があります。
各学校、及び各学年、しいては各学級により
生徒達の資質や様子が違っているのがあたりまえなので、
画一的な取り組みが、すべての学校や生徒達への特効薬とは
なりえないことは明白です。
よって様々な取り組みが研究され 実践されていると言えるでしょう。
ただ ここで大切に考えたいのは、
生徒達の学力補償を 担任や一教師の取り組みに頼るのではなく
(もちろん 場合によっては重要になるが…)
学年教師の共通理解のもと、
学年全体の取り組みとして『何か』を行うという事です。

昨年度 『家庭学習の時間を充実させよう』という目的を持ち、
自主学習の取り組みを、学年の先生方の共通理解・協力のもとでやりきれました。
特に担任の先生方は大変な御苦労があったわけで、
担任の先生方のがんばりが、
この取り組みの成功に結びついていることは、周知の事実です。

自主学習の取り組み・・・ 家に帰ってから家でノート1ページの学習をする。

自主学習の進め方
1,毎日、1ペ-ジずつ自分で内容を考えて家で勉強してください。
2,内容は、はじめに先生が例を示します。
3,はじめはその日の授業の内容を見てもう一度自分なりにまとめると良いでしょう
4 ,先生が連絡した「提出日」に提出してください。(先生が確認し枚数を数えます)
5,1ペ-ジやるのに20分位かけてください。
6,毎日、毎日の家庭での学習習慣をつける目的でがんばりましょう。

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