2010年04月26日

デイリーチェック

子らの変化が気になる新学期。クラス全体の雰囲気はマズマズだと感じても、個々の様子はそんなに簡単に、そしてすぐには分からないものですね。

教師としては「クラスの生徒全員に注意をはらう」「生徒の話をしっかりと聞きましょう」というようなアドバイスを受けた時に、どうすればそのことができるのか悩むものなんですよ。

 たくさんの生徒とコミュニケーションを取るのは、その気持ちがあってもなかなか時間的にも難しい。目標的なことは易々と挙げることが出来ても、時間的な制約もあり、その手だてとなるとなかなか良い手段が見つからないのが現実です。

今回はその手だての提案も兼ねて、「デイリーチェック」の取り組みを始めましたので紹介します。

「デイリーチェック」を簡単に言うと「生活のふり返り」を子らに促す取り組みです。
見開き2ページに1週間分の記録欄が印刷されています。そのプリントは何週間分かを綴じてあり、生徒達には朝礼か終礼で自分の「デイリーチェック」が配布されます。

配布された「デイリーチェック」のその日の欄に、授業の自己評価や掃除の様子、生活の様子等を簡単に記入します。それを回収した後、教師が目を通し、できるだけコメントをつけて返すようにします。

終礼が「一日を振り返える時間」となり、明日につながります。同時に「担任と生徒の連絡帳」の役割もあり、最初に述べた 「クラスの生徒全員に注意をはらう」ことが可能となります。デイリーチェックはコミュニケーションツールも言えます。

もう25年以上も前に始めたものですが、今回久々に担任ということで、僕のクラス経営の基本として始めたわけです。毎日全員分を見るのは大変です、無理でしょうね。週に何回か見るぐらいのつもりで続けてみたいと思います。

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