2008年12月28日

学力推進の取り組み-4

(現任校の取り組みではなく、15年以上前に赴任していた学校での取り組みです。)
(文中の今年=1992年)

自主学習に対する意見について

学力の充実に向けての取り組み実践の内、実際にやっていない机上論をはぶくと、
僕自身が前任校等で行ってきた取り組みであげられるとすれば、
『30分家庭学習』というものが有ります。
これはつまり
『毎日 教師から宿題を出し与えて、毎日 朝学活で 回収点検を行なう』
という取り組みでした。
要するに家庭学習の時間を確保させるねらいで、画一的な宿題を出し与えていたのです。
これはこれで 3年間やり通すと いわゆる生徒間に定着し、
一定の家庭学習に対する意識が高まり 効果も有ったと思います。

ただ 難点は、同じ宿題を 力の差のある生徒達に画一的に出していた点で、
対策としては、
『やれると思う人は 違うプリント 2~3枚の宿題を持ち帰ってもよろしい』
という手立てを行ないました。
この『30分家庭学習』のねらいも、自主学習のねらいも 同じ様なものだといえます。

『各学級担任は 生徒の学力充実・補償の為に 何ができるか?』
という命題を出した場合各先生方は どの様な答えを持っておられるでしょうか。

さて、ここでは 他の手立てを考え出す事はひかえ、
自主学習についての意見に対する考察を行ないたいと思います。
何人かの先生方から自主学習や学力の補償についての意見をいただいています。
その中からいくつかを取り上げてみたいと思います

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