2009年04月28日

喪主の挨拶

昨日、とどこおりなく父の葬儀を終えることが出来ました。
今日もまだ実家でバタバタしてましたが、
もう少しというか、満中陰法要を終えるまではとにかく大変です。
葬儀は一周忌まではずっと続くと言うことです。

葬儀で喪主として挨拶させていただきました。
文を考えてから言うタイプなのですが、今回はさすがにしんどかったです。
肉親の葬儀でしか喪主にはならないでしょうが、挨拶は難しい。
参考にならないかもしれませんが、
通夜に参列していただいた方への御礼も込めて、公開しておきます。

途中に出てくる「湯船」とは、実家のある田舎です。

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ご会葬者の皆様に、出棺に際しまして一言お礼のご挨拶を申し上げます。

 本日は、遠路ご参列くださいまして、誠にありがとうございました。
おかげさまで、無事葬儀を終了させていただきました。
故人生前中はひとかたならぬ ご交誼・ご厚情をお寄せ頂き 深く感謝申しあげます。

父はこの10年間、喉頭ガンに始まり、2年に一度の脳梗塞による入院、
胃ガン、白内障と言った、多くの病と闘ってきました。

そのたびに、それらの病には、
もっと生きたいという気持ち・願いが、仏様に通じたのでしょうか、
退院した後は本当に生き生きと生活を楽しんでいるようでした。

今回、急に体調を崩しましたが、いままでの病と同じく、
すぐに回復するのではと、電話で連絡を受けた時には思っておりました。
その後のあまりにも早い別れを、まだ実感としてつかめない私どもがおります。

父は84年前に湯船に生まれ、84年間のほとんどを湯船で過ごしました。
私は既に50を過ぎましたが、30年以上も前に生活の場を移しています。

今回、村の先輩方の教えを受けながら、
喪主の大役を務めさせていただいておりますが、
事細かなことは、父がいれば聞けたのに、
という場面が何度もあり、
そういうことで言えば、湯船の地で 父の役割はしっかりとあったのだ と感じ、
子として少し誇らしい想いを持ちました。

故人が生前に賜りましたご厚情に改めて御礼申し上げます。

今後とも、亡き父同様の御指導、御鞭撻をお願い致しまして、御挨拶にかえさせて頂きます。

本日はご会葬まことにありがとうございました。

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